不安症と診断されました 

トリガーは、歯医者でした。自分が楽しんでいたことが、まったく楽しくない。 食事も水でさえ、怖くて、取れない。 息苦しいし、血圧も爆上がり。不安症の闘病記です。

OS-1 と 財布の行方

この飲み物は、不思議だ。


身体に足りないものがあると、甘く感じて
健康体だと、しょっぱく感じる。


朝から、気持ちが悪くて、何も食べられていない私は
本当に焦っていたんだと思う。


家にいたい。ここにいたい。
家族のみんなと、一緒にいたい。
私の願いは、ただそれだけ。


それすらも、叶わなくなりそうで。


仕事が終わって、帰宅したアイルーに
薬局に行ってもらって
OS-1を買ってきてもらった。


少しだけ、口に含むと、しょっぱかった。


なんだ。お水、足りてるじゃん。
アイルーが、少し笑う。


うんうん。大丈夫だった。
ごめんね。ありがとう。よかった。


謝るのは、ホントにやめて。
なってしまったものは、仕方ないんだから。


いろいろわがままいってさ。
嫌われたくないんよ。
嫌われることはない?のかもしれないけど。


しれないじゃないから。


そうか。うん。ありがとね。



みんなを焦らせていると思う、事件がひとつ。


アイルーのお財布が見当たらないという。


カバンも、自分の部屋も、見たけれど
ないという。


玄関先で、カバンに入れてた気がするから
もう一度、探してごらんよ。


どこかに、置いてしまったんだろうけど
どこにおいたのか、記憶がないという。


たぶん、カバンの中だと思うよ。
落ち着いて探してみて。


アイルーの自室から、「あったー」の声。
カバンの中にあったと。


良かった良かった。
帰宅早々に、お話しちゃったからね。


謝ると怒られるけど、ごめんね。
そして、ありがと。



ひとつずつ、出来たことを積み重ねていくしかないんだろうな。


ナイス ありがとうございます。



2023.05.15.
える・どらど